時間をつかまえよう、今日見た景色をまた思い出せるように。

考えすぎさんのひとりごと
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こんにちは。ナミです。

セルフプロデュースプロジェクト第一弾の記事です。

ブログには、主にわたしの考え方や物の見方みたいなものをエッセイのように認めたいと思います。
なるべくフランクに、日記を書くような感覚で。

今回は、このプロジェクトの根幹とも言える「時間」や「記憶」に関するわたしの考え方についてです。

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時間は誰にでも流れていて、時間の経過の中で人々は記憶を作っていく。
それが明るいものであれ、トラウマな経験であれ、記憶はその人の中に蓄積されていく。

でも、確かにあったはずのその記憶をどうしても思い出せないということが増えてしまった。

昔から悩みの尽きないタイプだった。
特に中学生の頃は、いろんなことに悩んでは夜な夜な友達にLINEで相談したりなんてしていた。
自分の心からの叫びを受け止めてくれる人がいるんだ…!と思ったら、嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
中学生の頃が一番自分の悩みや感情について人と深く語り合っていた気がする。

それだけ大切な時間だったという記憶がわたしにはある。
でも、自分が何に悩んでいて友達とどんな話をしていたか具体的には覚えていないのだ。
今思えば、些細な心配事だったのかもしれない。
でも、その当時はそれが自分の世界の全てで、友達とのやりとりの中で確実に希望や感動といった感情を抱いていたのだ。

こんな風に思い出せない大切な記憶の断片に気付くたび、なんだか歯がゆい気持ちになってしまう。

もしかしたら、記憶の断片にすらならず、まるで無かったかのように忘れてしまった記憶があるのかもしれない。
それが、今のわたしを作る一番大事なピースかもしれないのに。

人は忘れてしまう生き物だ。
今日の夕日がどれだけ美しくても、10年後には夕日が美しかった日があったことさえ忘れてしまうんだろう。

そう、時間や記憶は意識しないとどこかへ行ってしまうものなのだ。

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だから、今という時間を繋ぎ止めておきたい。
全ては残せなくとも、自分にとって大切な記憶だけは忘れないように残しておきたい。
自分の人生が終わるとき、わたしの人生の中の大切な記憶や感情をなるべくたくさん思い出せるようにしたい。
そして、なるべく鮮明に思い出せるようにしたい。

だから、わたしは自分の人生を作品として残す。

残す方法は、なるべく多い方がいい。
色や景色なら、視覚的に捉えられる写真や絵がいい。
誰かに言われた言葉なら、文章がいい。
もしかしたら、音楽や香りが最適解なこともあるかもしれない。
そうやって、あの日の記憶をなるべく鮮明に思い出せるような方法で残したい。

今まで頭に浮かんでは消えていったわたしの思考の一つも、今日こうやってすくい取ることができた。

これからも、今という時間を精一杯繋ぎ止めていこう。
その積み重ねが、わたしの人生を輝かせますように。

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