こんにちは。ナミです。
毎月恒例の展覧会まとめ。
緊急事態宣言発令中ということで、今月はあまり美術館やギャラリーに訪問することはできませんでした。
そんななかでも、すてきな作品との出会いがありました。
今月訪れた3つの展覧会を紹介します。
アーティゾン美術館『STEPS AHEAD』
こちらは緊急事態宣言発令発令前に訪問しましたが、現在東京で開催されている数少ない展覧会なので紹介します。
本展は、アーティゾン美術館の新収蔵作品の展覧会です。
抽象表現を中心とした20世紀初頭から現代までの美術館や日本の近世美術など、国内外の幅広い作品を鑑賞することができます。
個人的に印象的だったのは、カンディンスキーやクレーの抽象表現。
カラフルで幾何学的な表現の数々に魅了されました。
アボリジナルアートも印象的だった作品のひとつ。
先住民族ならではの感性で描かれる作品がとても魅力的でした。
学生は入場料無料。
美術館初心者にもおすすめの展覧会です。
詳しくはこちらをご覧ください。
『STEPS AHEAD』
会場:アーティゾン美術館6階、5階、4階 展示室(アーティゾン美術館 (artizon.museum))
アクセス:JR東京駅(八重洲中央口)、東京メトロ銀座線・京橋駅(6番、7番出口)、東京メトロ・銀座線/東西線/都営浅草線・日本橋駅(B1出口)から徒歩5分
会期:2021年2月13日(土)~ 9月5日(日)
休館日:月曜日(5月3日、8月9日は開館)、5月11日-14日、8月10日
開館時間:10:00~18:00
チケット:日時指定予約制、場合によって当日券あり
備考:写真撮影可・動画撮影は不可
ポーラ美術館『モネ―光のなかに』
ゴールデンウィークには、少し足を延ばして箱根のポーラ美術館へ。
ポーラ美術館は、国内最多の19点に及ぶモネ作品を収蔵。
本展示では、『ルーアン大聖堂』や『睡蓮の池』など、ポーラ美術館のコレクションから11点の名品を間近で見ることができます。
また、本展は気鋭の建築家・中山英之が会場構成を担当。
影ができない特殊な展示方法により、モネの作品をより楽しめるように工夫されています。
詳しくは、こちらのコンセプト解説をご覧ください。
『モネ―光のなかに』
会場:ポーラ美術館 展示室3
アクセス:こちらをご覧ください
会期:2021年4月17日(土)~2022年3月30日(水)
休館日:2021年9月6日(月)~10日(金)
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
チケット:前売券または当日券(詳しくはこちら)
備考:写真撮影可・動画撮影は不可
水犀 mizusai『棲家 Sumika』
最後は、先週で会期が終了した展覧会。
でも、すてきな出会いがあったので、記録としてここに残します。
「長年放置されていた多肉植物たちの住処を作る」というコンセプトのもと、5名の陶芸作家さんの作品が展示されていました。
今回この展覧会を主催しているのは、monolith(モノリス)という陶芸作家チーム。
彼らは、岐阜県多治見市にて陶芸作家として活動しながら、他ジャンルとのコラボレーションも積極的に行う次世代の陶芸作家さんです。
陶芸についてあまり知見の無いわたしですが、作家さんたちに直接お話を伺いながら作品を楽しみました。
そんな中で、宮下将太さんという陶芸作家さんにたくさんお話を伺いました。
宮下さんは、釉薬を用いた実験的な作品を作っているそう。
しかも、一度美容師を経験してから陶芸家になるという変わった経歴の持ち主。
作品の独創性も、そういった経験からきているのでしょうか。
とても美しい作品の数々。
とても心惹かれたので、ひとつ器をお迎えしました。
こちらは、「海溝」と名付けられた釉薬。
その名の通り、海のように深く美しい青の器です。
日の光に当たると、キラキラと輝くのも神秘的です。
こういった作品をお迎えするのは初めての経験なので、とてもわくわくしました。
物語のある器との生活、楽しみです。
宮下さんのHPはこちら。
『棲家 Sumika』
会場:水犀 mizusai
会期:2021年5月15日(土)~5月23日(日)(会期終了)
今回は、今月訪れた展覧会を紹介しました。
来月も、すてきな作品と出会えますように。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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