こんにちは。ナミです。
今日は、先日ゲットしたZine「The Cat Is Out Of The Bag」について紹介したいと思います。
著者のMayさんは、Instagramでボディポジティブなどを中心に発信されている方です。
Mayさんの「興味のあること」についてまとめられているZineで、新たな視点や発見をもたらしてくれる、素敵な作品でした。
それと同時に、改めてMayさんらしさやMayさんの魅力を感じることができました。
そこで今回は、このZineの感想と、Zineを読んで感じた「わたしが思う魅力的な人」についてシェアしたいと思います。
「The Cat Is Out Of The Bag」について、そして読んだ感想。
「The Cat Is Out Of The Bag」 は、Mayさんの2冊目のZine。
一冊目は既に完売しているようです…(欲しかった)。
タイトルの「The Cat Is Out Of The Bag」は、「うっかり秘密をもらす」という意味。
普段からSNSで様々な発信をされているMayさんですが、開かれた場では書けなかったことやパーソナルな話題についても触れられています。
このZineには、以下の7つのエピソードが収録されています(商品説明より引用)。
・変化している中で出会う
最近言われた、忘れられない一言とは?
・資生堂先生にお化粧を習う
自分の化粧が合っているのかの不安を消しに、パーソナルカラー診断へ!
・自分の誕生日を祝う
誕生日をあっさり過ごしたことに、後悔が湧いてきて、、、
・一生もののバッグを始めて自分で買う
初めての大きな買い物までには、こんなに長いエピソードがあった!
・エシカルでありたい
気持ちの良い消費をするために考えて、変化しているのだ
・ファーストタトゥーを入れる
タトゥーを入れようと思った3つのこと
・自分を心を鍛える
いちいち傷付いてしまう自分をやめるには、どうしたらいいの?
それぞれのエピソードの内容も面白いし、自分にはない視点や発見が詰まっています。
自分の誕生日を祝うとか、タトゥーの話とか。
わたしは、誕生日に自分への誕生日プレゼントという体で、欲しいものを買ったりしたことはあります。
でも、そこに自分へのお祝いの気持ちはそんなになかった。
だから、今年の誕生日は自分を祝うためのアクションを起こしたいなあと、Mayさんのエピソードを読んで思いました。
(何をしようかは考え中。。。)
そして、タトゥーの話。
わたしはタトゥー反対派で、「体に傷をつけるなんて!!!」というステレオタイプな考え方の持ち主です。
だからといって、他人に「タトゥーなんてやめておけ」なんてお節介を言うつもりはないけど、正直タトゥーを入れたい!と思う人の気持ちはわからなかった。
でも、今回Mayさんがファーストタトゥーを入れたというエピソードを読んで、なぜタトゥーを入れるのか、タトゥーを入れたい人の気持ちが理解できました。
読んだから「わたしもタトゥー入れたい!」とはならなかったけど、良い悪いの問題じゃないんだなと。
タトゥーを入れたい人の考え方も「いいね!」って素直に思えました。
むしろ、タトゥー入れたいと思えるのが羨ましいくらい!
タトゥーに限らず、タバコとか、セクシャリティとかにも通ずることがある気がします。
他人を理解したり多様性を認めるというのは、そういうことなんだなあと思いました。
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言葉は人柄を映す鏡。
Zineの内容以外にも素敵!と思ったのが、Mayさんの言葉選びや表現です。
印象的だったのは、「資生堂先生にお化粧を習う」のセクション。
Mayさんは、パーソナルカラー診断の結果「ブルベ冬」でした。
でも、その日Mayさんが着ていたお洋服は「イエベ春」のカラー。
それを「自分に合う冬国よりも、行きたい春国に移住して、そこに染まって楽しんでいた」と表現していて、なんて素敵で、Mayさんらしい表現…!と感動してしまいました。
そんな風に物事を捉えたり、この世界を見ることができるのが羨ましいなあと思います。
わたしにとって、ある人を「魅力的だな」とか「好きだな」と思うことと、「その人の話す言葉が好き」と感じることは、ニアリーイコールだと最近気付きました。
友達にしろ、インフルエンサーさんや有名人にしろ、好きな人には同じことが言えると。
そういう人って、なんだか言葉にパワーがあるんです。
そのパワーの根源って何だろう、と考えたときに、それは「自分の言葉を話しているかどうか」なんじゃないかと思ったのです。
これって、当たり前なようですごく難しいことだと思います。
今の時代、あらゆる情報がわたしたちの周りを飛び交っていて、それにいつでもアクセスすることができます。
だから、誰かに聞いた話やネットで仕入れた情報を自分が考えたみたいに話してしまうことも増えた気がします。
例えば、本当かわからない誰かのうわさ話を、自分がその人のことを何でも知っているかのように話したりとか。
ツイッターで仕入れた情報を鵜吞みにして、自分が考えたかのように友達に教えるとか。
その話の内容の真偽を判断したり、そのことに対して何も意見を持たず、自分の言葉のように話してしまう。
まるで伝言ゲームみたい。
わたしからすると何だかそれって気持ち悪いことで、モヤモヤしてしまうのです。
わたしの好きな映画「リトル・フォレスト」の劇中のセリフを借りるならば、
「自分自身の身体で実際にやったこととその中で感じたこと、考えたこと、自分の責任で話せるのそれくらいだろ?」
本当にその通りだと思います。
そして、自分が経験したこととその中で感じたこと、考えたことの範疇を超えて言葉を話す人が、自分の身の回りには多いなと思います。
そういう人の言葉にはパワーや中身が感じられなくて、どんなに正しいことを言っていても説得力が無いような気がしてしまうのです。
MayさんのZineに書かれているのは、もちろん実体験に基づいたエピソードです。
経験したことについて何を思ったか。
調べたことや他人に言われたことについても、そのことについて自分はどう考えたか。
そういったことが、Mayさんの言葉で書かれています。
それはもう、パワー溢れる言葉ばかりです。
まさに、Mayさんそのものってかんじ。
こうやって、経験や感じたことを自分の言葉で表すことって簡単なことではないと思います。
Mayさんは、このZineで一つのエピソードにつき2ページから5ページにわたって書かれています。
これだけの文字数のエピソードを7つも思いつきますか???
わたしは無理です。。。
それだけ、Mayさんは日頃から周りにアンテナを張って、いろんなことを考えたり感じたりしているんじゃないかなあと思います。
そりゃあ、言葉の厚みも違ってくるわけです。
こうやって、言葉に人柄が表れるんですね。
わたしも、Mayさんみたいにパワーのある言葉を話せるようになりたい。
でも、自分の感じたことを的確に言葉で表したり、説得力のある言葉や内容のことを話せるようになるのはすぐには難しいです。
だけど、その一歩手前の「自分の経験や感じたことに基づいて、自分の言葉で話す」というのなら、今からでもできそう。
だから、そこから始めて、いつか「ナミさんの言葉は魅力的だね!」と言ってもらえるような言葉を話せるようになりたいと思います。
今回は、MayさんのZine「The Cat Is Out Of The Bag」を紹介しました。
新たな価値観に触れることが出来たり、Mayさんの人柄やパワーある言葉を感じられる一冊です。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください◎
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Mayさんの人柄には、Instagramでも触れることができます。
ファッションもとても素敵な方です。
わたしも、カラフルなファッションが可愛くてフォローし始めました。
やっぱり、「好き」で繋がるって素敵ですね◎
ぜひMayさんのInstagramも見てみてください~!
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
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