こんにちは。ナミです。
3月ももうすぐ終わりですね。
今月も素敵な作品をたくさん観ることができました。
それぞれの展覧会については「美術館備忘録」としてまとめていますが、その月に見にいったおすすめの展覧会を月末にまとめたいと思います。
4月も開催している展覧会を紹介していますので、これからの展覧会選びの参考にしてみてください!
ユニクロやセブンのアイコンが巨大インスタレーションに!『佐藤可士和展』
展覧会概要
東京都乃木坂駅直結の国立新美術館で、5月10日まで開催中の展覧会。
日本を代表するクリエイティブディレクターである佐藤可士和さんの約30年間の活動を作品として展示しています。
展示内容は、実際のパッケージの展示やビルボード、映像作品、インスタレーションなど。
佐藤さんが手掛けた広告や企業アイコン、商品パッケージなど、一度は見たことのあるデザインが展示されており、美術館初心者でも楽しめる展示です。
簡潔明瞭で印象的なアートワークの数々は、視覚的にも楽しませてくれるものばかりです。
詳しい内容はこちらをご覧ください。
おすすめポイント
まず、何より自分にとって身近なものが作品として展示されているということ。
特に、佐藤さんが手掛けたアイコンがインスタレーションとして展示されている空間は印象的でした。
「これも佐藤可士和デザイン!?」と驚くものばかり。
スマホで音声ガイドを聞きながら見ると、身近なアイコンの成り立ちを知ることができてさらに面白いです。
カラフルな色使いも、美術館初心者が楽しみやすいポイントの一つ。
特に、SMAPのプロジェクトは個人的に好きなアートワークでした。
チケット、待ち時間について
『佐藤可士和展』は、2021年3月26日現在、時間指定による入場を行っています。
わたしは、3月中旬の金曜日14時からの回に訪れました。
待ち時間は10分ほどで入れました。
ただ、当日券の場合はチケットを買うのにも少し時間がかかりそうです。
(わたしが訪れたときもチケット売り場は並んでいました。)
混雑緩和のためにも、ネットで事前にチケットを購入しておいた方がよさそうです。
チケット購入はこちらから↓
佐藤可士和展|オンラインチケット販売 (e-tix.jp)
人気の展示のため会期終了間近は混雑が予想されますので、4月中の来場がおすすめです。
混雑状況について
人気展示ということもあって、平日でも人は多いです。
ただ、時間指定による入場を行っているので、密になることはないと思います。
ゆっくり楽しみたい方は、平日の午前中の訪問がおすすめです。
滞在時間について
ゆっくり鑑賞しながらでしたが、すべてまわり終えるまでの所要時間は2時間弱でした。
会場が広いので、少し時間がかかりそうです。
基本情報
『佐藤可士和展』
会場:国立新美術館 企画展示室1E(国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO (nact.jp))
アクセス:乃木坂駅直結、六本木駅から徒歩約5分
会期:2021年2月3日(水)-5月10日(月)
休館日:毎週火曜日
※ただし、2月23日(火・祝)、5月4日(火・祝)は開館、2月24日(水)は休館
開館時間:10:00-18:00
チケット:オンラインチケット、当日券
一般 1,700円 / 大学生 1,200円 / 高校生 800円(中学生以下、障がい者手帳をご持参の方は入場無料)
備考:写真撮影可(一部エリア除く)
カラフルなグラフィックポスターが集結!『20世紀のポスター』展
開催概要
東京都目黒駅近くの東京都庭園美術館で4月11日まで開催中の展覧会。
20世紀前半から発展した幾何学的なポスターデザインに注目した展覧会です。
今月一番行ってよかった展示会でした。
展示されているポスターは1920年代から1980年代まで幅広く、130点もの作品が見られます。
時代とともに変化するポスターデザインも読み取ることができ、見応え十分です。
おすすめポイント
まず、単純に見ていて楽しいということ。
カラフルで幾何学的なデザインの数々は、眺めているだけで楽しいほど印象的な作品ばかりです。
『佐藤可士和展』を見に行った方は、ぜひこちらも見に行ってほしい。
さらに、展示作品からは時代とともに変化するポスターデザインを読み取ることができます。
そこには、戦争という大きな出来事や思想の変化など歴史的事象が関わっています。
これも理解すると、さらにこの展示が楽しくなります!
解説文にも注目して見ていただきたい展覧会です。
チケット、待ち時間について
『20世紀のポスター』展は、2021年3月24日現在事前予約なしで入場することができます。
わたしは、3月23日(火)の15時半ごろに訪問。
チケットは並ばずに買えました。
ただ、日時によってはチケット購入に待ち時間が生じたり、入場制限を行う場合もあるようです。
待ち時間などの詳しい情報は、東京都庭園美術館の公式Twitterで発信されているのでチェックしてみてください。
混雑状況について
展示室内は、あまり混んでいるという印象は受けませんでした。
写真撮影禁止だからというのもあるのか、人の流れはかなりスムーズでした。
東京都庭園美術館の展示室は一つ一つがかなり狭いですが、他のお客さん一組と一緒になるくらいで、1人でゆっく作品を楽しめる時間もありました。
滞在時間について
ゆっくり鑑賞しながらでしたが、すべてまわり終えるまでの所要時間は約1時間半でした。
基本情報
『20世紀のポスター[図像と文字の風景] ビジュアルコミュニケーションは可能か?』
会場:東京都庭園美術館 本館・新館(東京都庭園美術館|20世紀のポスター[図像と文字の風景]|2021年1月30日(土)-4月11日(日) (teien-art-museum.ne.jp))
アクセス:JR山手線「目黒駅」東口/東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩7分、都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩6分
会期:2021年1月30日(土)-4月11日(日)
休館日:2月10日・24日、3月10日・24日、4月5日
開館時間:10:00-18:00 ※入館は17:30まで
チケット:当日券のみ
一般 1,100円 / 大学生 880円 / 中・高校生 550円 / 65歳以上 550円
(小学生以下および都内在住在学の中学生は無料、身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者2名は無料)
備考:展示作品・会場内撮影禁止
今回は、4月におすすめの展覧会についてご紹介しました。
わたしのおすすめは、やっぱり東京都庭園美術館の『20世紀のポスター』展です。
写真撮影NGですが、これは見にいく価値があります!!!
会期終了まであと半月ですので、ぜひお早めに!
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最後までお読みいただきありがとうございました!
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