こんにちは。ナミです。
最近、映画「リトル・フォレスト」やYouTubeチャンネル「OKUDAIRA BASE」に影響されて、季節の手仕事に興味があります。
今の時代、一年中欲しい作物をスーパーで買うことができるけど、旬のものを自分の手で美味しく加工していただくのも素敵だなあと思ったり。
こうなりたいという夢や理想があるなら、夢や理想が叶ったと仮定して振る舞うことで、それを現実に引き寄せることができるという話を聞いたことがあります。
わたしは「季節の移ろいを楽しめる人になりたい」という夢があります。
だったら、今それをやってみよう!と思ったわけです。
ということで、季節の手仕事「梅仕事」に挑戦してみました。
梅仕事とは?
梅仕事とは、生梅で自家製の梅干しや梅酒・梅シロップなどを作る作業のこと。
梅雨の時期に梅の実が熟すことから、梅雨には「梅」の字が用いられているそうです。
生梅が店頭に並ぶ時期は5月~7月。
この時期に梅仕事をすることで、保存食にした梅を一年中味わうことができます。
今回は、梅シロップを作ってみました。
材料や作り方も紹介します。
梅シロップの作り方
材料
青梅 好きな量
砂糖(氷砂糖、上白糖、はちみつ、てんさい糖など)青梅と同量
酢(お好みで)梅1㎏あたり20cc
砂糖は、梅のエキスが出てくるスピードと砂糖の溶けるスピードが同じくらいの氷砂糖で作るのが一般的ですが、他の砂糖でも作れるそう。
今回は、上白糖を使いました。
酢は入れなくてもできますが、入れると発酵を防ぐことができます。
用意する道具
保存瓶
キッチンペーパー
竹串や爪楊枝
食品用アルコール
キッチンスケール
ボウル
作り方
1.青梅は一つ一つ丁寧に洗い、水を張ったボウルに入れて1時間以上アク抜きします。
2.保存瓶を食器用洗剤で洗ってから、食品用アルコールで容器内を拭き上げてしっかり乾かします。
3.アク抜きが終わった青梅はキッチンペーパーで丁寧に拭き上げ、水気が残らないよう乾燥させておきます。
初めて青梅を触ったのですが、まわりに生えている毛が気持ちよくて楽しい作業でした。
こういう発見があるのも手仕事の楽しみの一つかも。
4.青梅のへたを竹串や爪楊枝で取り除きます。
この黒いものがへた。
竹串や爪楊枝でこのようにへたを取り除きます。
へそのごまを取るみたいで気持ちいい作業。笑
5.保存瓶に砂糖と青梅を交互に入れます。このとき、最初と最後を砂糖で蓋をするように入れます。
今回は、青梅300gと上白糖300を使用。
こんなかんじ。
6.最後にお酢を回しかけます。今回は大さじ1を加えました。
7.冷暗所で常温保存します。
シロップが溜まり始めたら、1日1回瓶をゆすってすべての梅に砂糖が馴染むようにします。
漬け始めてから10日~2週間でできあがり。
漬け込み3日目で、だいぶ砂糖が溶けてきました。
漬け込み1週間で砂糖がほとんど溶けました。
漬け込み10日目にはかなり実がしぼんで、シロップの色も濃くなりました。
1週間以内にシロップを使い切るつもりなら、このまま冷蔵保存すれば大丈夫。
長期保存する場合は、加熱殺菌したほうが良いそうです。
加熱の際は、酸に強いホーローなどの鍋を使います。
シロップを鍋に入れて、15~20分弱火で加熱。
灰汁が出てきたら取り除きます。
加熱し終えたら、消毒した保存瓶に入れて冷蔵保存します。
梅の実は、カビの原因になるので取り除きます。
わたしは、シロップに漬け終わった梅でジャムとめんつゆを作りました。
後日、そのレシピも公開します。
初めての季節の手仕事、「梅仕事」に挑戦してみました。
まだまだ始めたばかりですが、これからいろんな手仕事を続けていくことで、「季節を楽しめる人」になれたらいいなと思います。
みなさんは梅雨をどんなふうに楽しんでいますか?
おすすめの楽しみ方があれば、ぜひ教えてください。
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