こんにちは。ナミです。
今日で11月も終わり。
今年も残すところあと1か月です。
いろんなことがあったなあと振り返り始めると、思索が捗ります。。。
別れは誰にでも訪れる。
2021年は、わたしにとって変化の年でした。
特に大きく変化したのは、身の回りの人間関係じゃないかと思います。
それまで仲の良かった人と疎遠になってしまうことも増えました。
この人は一生の友だ!と思っていた人とも、連絡を取らなくなってしまいました。
理由はさまざまで、話が合わなくなってしまったりとか、相手から距離を取られてしまったり、逆に自分から距離を取ったり、理由もなく連絡を取らなくなったり。
そういうタイミングは人生で何度か訪れるようで、思い返せば進学のときとか進路を決める時期とかに同じようなことがありました。
わたしは交友関係が広いタイプじゃないし、自信を持って友達!っていえる人もそんなに多くないです。
だから、自分の身の回りから人が離れていくのがすごく怖くて、そんな予感を察知するたびに必死で関係を繋ぎ止めようとしていました。
自分が変われば、付き合う人も変わる。
でも、先日ある人がこう言っていました。
「自分が変われば、付き合う人も変わる」。
そのとき、はっとしました。
きっと、あの人と話が合わなくなってしまったのは、自分の価値観が変化したからなんだ。
この人と疎遠になってしまったのは、お互いの向いている方向が違ってしまったからなんだ。
前までと同じような関係を維持しようとするということは、その変化を否定するということ。
きっとそんなことをしたって、一度変わり始めてしまった以上、今まで通りに2人の関係は上手くはいかないんだ。
身の回りの人間関係が変化していくときは、きっと自分が変わったか相手が変わったか、ただそれだけ。
自分にとって、そして相手にとって大切な変化の時期が訪れているということ。
そう思ったら、しがみついていたものからそっと手を離すことができました。
季節が巡り、また出会えますように。
そして、そこで2人の関係が途切れてしまっても、それは二度と元には戻れないというわけではないとも思います。
それは、わたしが実際にそういう経験をしたからです。
それまで久しく連絡を取っていなかった友人と、最近頻繁に連絡を取るようになりました。
彼女とは一時期価値観が合わないと思って距離を置いていて、彼女もわたしに対しそう思っている時期があったそうです。
でも、今ではそれが嘘のように一緒にいて心地いい。不思議です。
彼女は「本当に縁のある人とは、一度関係が途切れても、自然とまた仲良くなれるんだよ」と言っていました。彼女が言っているからこそ、そしてこんな経験をしたからこそ、余計にその通りだと思ってしまいました。
でも、彼女とまた仲良くなれたというのは、関係が元に戻ったのではないと思います。
何故なら、お互いの変化を経て、2人の関係性が再び出来上がっているからです。
それはまるで螺旋のように、上から見たら元に戻っているように見えても、横から見れば確実に上に登っている、全く違うもの。
好きな映画のセリフがやっと理解できました。
だから、ここ一年で関係性が変化してしまった人との別れが永遠のものだとは、今は思わないことにします。
季節が巡り、この先のどこかのタイミングで2人の進む道がまた交わることがあればいいなと思います。
失うこと、変化することは怖いことです。
でも、わたしたちの体が代謝するように、人間関係だって身の回りの物事だって循環する。
そのタイミングで不必要なものを手離せば、本当に必要なものが入ってくる。
一度手離しても、また必要なタイミングで戻ってくる。
たぶん、そういうことなんだと思います。
そんなことに気付けて、手放す勇気が持てました。
新年は、身軽に迎えられそうです。
この投稿を読んでくださった方にとっても、この文章が素敵な巡り合わせだったら嬉しいです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント