こんにちは。ナミです。
7月になってしまいましたが、毎月恒例の展覧会まとめです。
6月はあまり美術館やギャラリーには足を運べず…。
終了してしまった展覧会もありますが、備忘録として残したいと思います。
StandBy『mericlone』
一つ目は、表参道のStand Byで行なわれていた、篠崎恵美さんのインスタレーション作品。

コンクリートでできた建物のなかに突如現れた花の塊。
会期中にキャットストリートを通った人は見かけたかもしれません。
わたしが訪れた日も、多くの人が写真を撮ったりしていました。
この作品は、コロナ禍のような不安な気持ちが増殖し、爆発しそうになる様子を花で表現しています。
スターチスの生花で構成されたこの作品は、徐々にドライフラワーとなり、最終日には来場者に配られたそうです。

篠崎さんは、「わたしにとって花は希望です」と語っています。
このインスタレーションは不安の増殖を表現したものですが、それと同時に希望の拡大も表現しています。
そして、その希望がみんなのもとに分けられました。
こんな暗い世の中だけど、不安な気持ちの中でも希望の花が咲いて、それが増殖して、いつか希望をみんなで分け合える日が来るといいなとこの作品を見て思いました。
『mericlone』
会場:StandBy
会期:2021年5月29日(土) – 2021年6月20日(日)(会期終了)
GYRE GALLERY『アウトサイダーアート展 Our Life is Our Art そしてその先へ=「THE WORLD」』
二つ目は、表参道GYREにて開催中の『アウトサイダーアート展 Our Life is Our Art そしてその先へ=「THE WORLD」』です。

この展覧会は、現代社会においては不自由とされる障がいのある人たちが生み出す多様な表現を通して、人が生きることの意味や本当の幸せとは何かを問う展覧会です。
出品作家さんの作品からは、言葉にできないようなパワーが感じられます。

また、主催者団体が次のステップとして考えている、アートを超えた「生活の場」を創る実験的プロジェクト「THE WORLD」についても紹介されています。
会場内のテレビで放映されているこちらのプロジェクトの内容も、かなり面白かったです。

アートを通じて、障害を持った人たちの生き方や接し方を考えるきっかけになる展覧会だと思います。
彼らだからこそ描ける世界は、わたしの目にはとても魅力的に映りました。
『アウトサイダーアート展 Our Life is Our Art そしてその先へ=「THE WORLD」』
会場:GYRE3階 GYRE GALLERY
アクセス:表参道駅A1出口より徒歩4分 / 明治神宮前<原宿>駅4番出口より徒歩3分
会期:2021年6月7日(月) – 7月25日(日)
休館日:GYRE休館日に準ずる
開館時間:11:00~20:00
チケット:入場無料
備考:写真・動画撮影可
世田谷文学館『イラストレーター 安西水丸展』
最後に紹介するのは、世田谷文学館で開催中の『イラストレーター 安西水丸展』です。

安西水丸さんはイラストレーターで、村上春樹さんの本の装丁を手掛けたことで有名です。
イラスト以外にも、漫画や絵本、広告、エッセイとマルチに活躍しており、それらの活躍のすべてが展示されています。

親しみやすいイラストも魅力的ですが、それぞれの作品に添えられた水丸さんご本人のコメントがとても素敵でした。
この展覧会に行くまで水丸さんのことは全く知らなかったのですが、人柄がよく表れた作品や文章に触れて、あっという間に水丸さんのファンになってしまいました。
安西水丸さんと村上春樹さんの交友関係を知って、活字嫌いなわたしも村上春樹さんの作品にも興味が湧いたり。
いろいろな出会いのある展覧会でした。

6月一番のお気に入り展覧会でした。
詳しくは、こちらをご覧ください。

会場:世田谷文学館 2階展示室
アクセス:京王線芦花公園駅より徒歩5分
会期:2021年4月24日(土) – 9月20日(月・祝)
休館日:毎週月曜 ※ただし5月3日・8月9日・9月20日は開館、5月6日・8月10日は休館
開館時間:10:00~18:00 ※展覧会入場、ミュージアムショップの営業は17:30まで
チケット:事前予約不要、当日券のみ
一般: 900円 / 65歳以上・大学・高校生: 600円 / 中・小学生: 300円 / 障がい者手帳をお持ちの方: 400円
備考:写真撮影可、動画撮影不可
今回は、6月に訪れた展覧会を紹介しました。
7月も、素敵な作品に出会えますように。
先月の展覧会まとめはこちら。

過去の美術館備忘録もご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

コメント