こんにちは。ナミです。
あなたの今年の漢字は何ですか?
毎年恒例の今年の漢字が発表された頃、友人とそんな会話をしていました。
わたしが選んだのは「個」。
休学して、自分と向き合う時間が増えました。
そのなかで、自分の個性を見つけることが出来たからです。
でも、しばらくしてもう一つ候補が上がってきました。
それは、「変」。
変化を歌った曲が耳に留まることが多くて、それは自分自身がその曲たちに共感していたからだと気付きました。
変化の年、2021。
2021年は、変化の年でした。
休学や引っ越しなどの環境の変化。
恋人と別れたり、人付き合いの仕方そのものを見直したりもした。
そして、ものの見方や考え方など、わたしの内面も大きく変化しました。
今年は身の回りにたくさんの変化が起こったから自分でもそれを自覚できているけれど、そもそも変わるのは当たり前のこと。
大なり小なり世の中の物事が変化し続けるということは、多くの人に理解してもらえると思います。
でも、人は変化に対して寂しさや不安などネガティブな感情を抱くことが多い。
それが、たとえ前向きな変化であってもです。
今年は身の回りの変化が多かっただけに、変化に伴う感情の揺さぶりも大きかったような気がします。
変わっていくことを何故、僕らは恐れるのだろう。
変化といっても色々あるけれど、人との関わりの変化が1番感情の揺さぶりが大きいとわたしは思います。
特に、相手または自分のどちらか一方が変化してしまったときの辛さは何倍にもなります。
例えば、それまで仲の良かった友人と急に疎遠になってしまって寂しい気持ちになったことはありませんか?
連絡しても返事が来ないとか、誘っても断られることが多くなったとか。
明確な理由はないけれど、何となく関係が変化したり疎遠になるなんてことはよくあることだと思います。
逆に、自分もそれまで仲の良かった友人と少し距離を置こうと考えることもあります。
それは嫌いになったわけではなく、環境が変わったからとか、一緒にいて違和感を感じるようになったからとか、理由は明確なものから曖昧なものまでさまざま。
でも、生まれてから今まで同じ人間関係を続けてきたわけではないことは確かで、いろいろなタイミングで取捨選択をしてきたわけです。
それなのに、相手が変わって自分が変わらないままでいるとき無性に寂しくなってしまう。
なんだかわがままな気がするけど、そんな気持ちをたぶん多くの人が抱えているのだから不思議です。
自分が変化するときだって、時に寂しさや不安を感じることがあります。
わたしの場合、今年はこっちのほうが多かったかもしれません。
今年、わたしはかつて属していたコミュニティから離れることにしました。
そこで過ごす時間は楽しかったけれど、ある時からその輪のなかでは自分らしくいられないような気がしていました。
このブログのタイトルにあるとおり、今年わたしの主軸は「自分らしく生きること」に変化していきました。
だから、そこコミュニティを離れることを決断しました。
でも、他の仲間たちは変わらずそのコミュニティでの交流を楽しんでいました。
誰かの呼びかけに多くの人が反応して集まる。
そして、そこには以前と変わらない景色があることをSNSなどで知りました。
それを見て、わたしはすごく寂しくなりました。
今は、そのコミュニティに戻りたいとは思いません。
でも、とりあえず残っていればそれなりに楽しかったかもしれない。
そもそも、自分の中で考え方の変化が起きなかったら、そのコミュニティでずっと楽しく過ごせていたのかもしれない。
そう思ったら、今進んでいる道が正しかったのか、不安に思えてくるのです。
そして、どうやらわたしがコミュニティから離れていったことを仲間たちも心配していたそうです。
先日、ある一人から「このまま関係性が無くなってしまうのは怖いから、一度集まりに来てくれないか」と連絡がありました。
そう思ってもらえるのは嬉しいし、そのときは情に流されそうになりました。
でも、その誘いは断ることにしました。
今そこに戻ってもたぶん元通りにはならないし、居心地の悪さを抱えながら過ごすだけだと思ったからです。
自分のために、わたしは変わる道を選びました。
変化とともに生きていく。
変わることは、怖くて、不安で、寂しいもの。
そう思ってしまうのは、いつになっても変わらないのかもしれません。
避けられない変化とこの先どう付き合っていけばいいのか、まだまだ考え中です。
でも、変化を受け入れるという、ある意味での諦めの気持ちがあるだけで、必要以上に悲観的に捉えなくて済む気もします。
変化の年、まだまだ不安や寂しさは消えないけれど、そんな気持ちを抱きしめたまま、もう少し前に進もうと思います。
一度別れた仲間とも、どこかで会えることを信じて。
2022年は、この変化が実を結ぶことを祈ります。
今年もBlog『Project Blue』をお読みいただきありがとうございました。
2022年、皆さまにとっても実りある年になることをお祈りします。
来年もよろしくお願いします。
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