休学から半年。他人にやさしく、自分にやさしく。

考えすぎさんのひとりごと
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こんにちは。ナミです。

10月の頭、いかがお過ごしでしょうか???
わたしは、ワクチンの副反応でダウンしている真っ最中です。
コロナにかかったらもっと大変なんでしょうね…。
今一度、気を引き締めて感染対策しようと思います。

さてさて、私事ですが9月いっぱいで休学して半年が経ちました。
詳しくはお話しませんが、身体と心の不調と向き合っている真っ最中です。

休学して半年という一区切りということで、この半年間の気付きを振り返ってみようと思います。
考えすぎさんの自己分析といったところでしょうか。笑
自分語りのような内容にはなってしまいますが、読んでいただけると嬉しいです。

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気付きその1、自分に厳しすぎた。

わたしは、半年以上カウンセリングルームに通っていて、そこで月に一回ほど身の回りに起きた出来事や悩んでいることを話して聞いてもらうということをしています。
話すということはもちろんストレス軽減に繋がるし、人に説明することで自分の感情を客観視することができるので、自分にとってとても大切な時間になっています。

そこでカウンセラーさんによく言われた言葉がありました。

「ナミさんは、やさしいんですね。」

自分としては意外な言葉でした。

思い返してみれば、気心知れた友人や母にも同じようなことを最近言われました。

そして、これと同じくらいカウンセラーさんに言われたのが、

「気を使いすぎるところがあるんですね。」

という言葉でした。これまた意外でした。

正直どちらも自覚していないくらい、わたしの中では当たり前のことでした。
でも、このことが自分自身を無意識のうちに傷付けていたのかもしれないと最近気付きました。

わたしは、嫌なことがあってもまず表には出しません。
感情のままに相手に思いをぶつけるのは自分が満足するためだけの行為で、相手への配慮が足りないことだと思うからしません。
わたし自身、誰かが感情的になっているところを見ると落ち着かないというか、それに流されてしまうので、周りにもそういう姿は見せないようにしています。
もちろん、耐えられないと思ったら誰かに相談したりもしますが、何か思うことがあっても自分の中に閉じ込めてしまうことがほとんどです。
言いたくなっても、「こんなことで騒ぐのはどうなんだろう…」と考えてしまって、結局言えなかったこともたくさんあります。

そして、嫌だとかネガティブな感情を持った自分を責めてしまっていました。
嫌なことをされても、それを許せなかった自分は心が小さいんじゃないかとか、自分が我慢すればなんとかなるんじゃないかとか。

振り返ってみると、自分の中には今まで認めてあげられなかったネガティブな感情や許せない自分というものがたくさんあったことに気付きました。

人より疲れやすくて頑張れなかったりすることも、自分の努力が足りないとか、甘えだとか、そういう考えに結びつけてしまっていました。

そうやって、周りに気を使いすぎるあまりネガティブな感情を発散しきれなかった + ネガティブな感情や自分自身を認めてあげられなかったことが、どんどん自分を傷付けていたんだとやっと気付きました。
そして、自分が傷付いていることにすら気付けなかったわけです。

こういう性格(?)で生きてきただけに、我慢力は人一倍あると思います。
その代わり、我慢の限界が来たときのストッパーの外れ方は相当なものになります。
それが、身体の不調であったり、休学するほどの精神的負担として今表れているんだと思います。

実際、わたしは過去にも不登校になったことがあるし、我慢した末に今まで続けてきたことをスパッと辞めてしまったり、誰かとの関係を絶ってしまったりと、極端なストッパーの外れ方を繰り返してきました。
多分、この問題はわたしの中に深く根ざしていて、今後繰り返さないためにも、しっかり向き合わなければいけないと思っています。

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気付きその2、他人にも厳しすぎた。

客観的に見て「やさしい」と言われたわたしですが、そう言われてもしっくりこなかったことにも注目しました。

わたしは感情を表に出さないし、人との関わりの中では相手に気を使って行動しているので、人から見たら「やさしい人」なのかもしれません。

でも、相手に不満やネガティブな感情を持っていないわけではありません。
特に、自分が気を遣いすぎるタイプなだけに、同じくらいの気遣いを相手に求めていたところはあると思います。
だから、「どうしてこのことに気付かないんだろう」とか、「自分と違う態度は認められない」とか、自分とは価値観の違う相手を頭の中で排除しようといていた気がします。

自分自身にも厳しかったけれど、他人に対してもかなり厳しい目を向けていたようです。
そうやって、気になること、目につくことが増えるということは、結局それもストレスのひとつになっていたんだと思います。

これもまた、自分の考え方が自分自身を傷付けてしまっていた例の1つだったというわけです。

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これからの目標、「他人にやさしく、自分にやさしく。」

ここ半年、自分を振り返って思うのは、今まで自分にも他人にも厳しくしすぎていたなあと。
そのせいで、自分の首を絞めていたという事実に気付きました。

それをふまえて、これからの目標。

「他人にやさしく、自分にやさしく。」

まず、自分のなかで湧き上がってくる感情を認めてあげること。
ネガティブな感情を抱くこと自体は何も悪くないし、むしろ自分を守るためには当たり前のことです。
そして、なるべく我慢せずに吐き出すことを許してあげたい。
ただ、何でも相談できる相手を見つけるのは難しいなあと思います。
でも、自分の中だけで抱え込むことはやめたいです。
そして、その感情の解決に繋がるのであれば、本人に自分がネガティブな感情を抱いていることを伝えて話し合う。
そういう勇気は持ちたいです。

同様に、他人に向けても柔軟な姿勢を見せていきたいです。
自分と違う価値観や態度の人がいたとしても、「この人はそういう考え方の持ち主なんだ」と寛容な心を持つこと。
その考え方が自分を傷付けるものでない限り、過剰に反応したり拒否する必要はないのです。

この考えに至ったきっかけのできごとが、最近ありました。

わたしは病院の先生にも気を使ってしまう困ったタイプなので笑、
自分の苦しみを伝えることができずにいました。
でも、先日勇気を持って自分の気持ちを先生に伝えたら、それを真摯に受け止めてもらえて、新しいアプローチの治療法も提案してもらえました。

普段あまり深刻な話をしない友達に自分の悩みを相談したら、変に共感されることもなく、わたしのためになるアドバイスをしてもらえました。
思い切って相談できたことも良かったし、わたしのことを想った愛のある回答がもらえたことがとても嬉しかったです。

また、価値観が違うからと避けていた友達と久々に連絡を取ったとき、わたしのことをすごく大切に思ってくれていて、かけてくれる一つ一つの言葉が温かくて、本当に嬉しく思いました。
他人を見る厳しい目のせいで避けてしまっていたのが、なんだか恥ずかしくなりました。

自分の行動や考え方の変化によって、自分の身の回りの状況を少し変えられた気がします。
そして、きっかけをくれる友人達や、協力してくれる病院の先生方、家族には本当に感謝しかありません。

復学までの残り半年、どれだけ変われるか分からないけど、自分のなかで価値ある半年にしたいと思います。

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そして、今誰にも言えなくて辛い思いをしている方へ。

ここまで書いてきたように、わたしはこれまで自分を傷付けて、苦しんで、我慢し続けてきました。
そんなときに、誰かに聞いてもらうことがどれだけ救われるか身に染みて理解している一方で、相談できる誰かを見つけることの難しさもよくわかります。

だから、もし抱え込んでいる悩みがあったら、遠慮せずにこのブログのコメント欄でも、InstagramやTwitterのDMでもいいので、相談してください。
(InstagramのDMが1番気付きやすいかもしれません)

自分の今までの経験や「やさしさ」、「気遣い」の一番素敵な使い方は、誰かの悩みを聞くことな気がします。
わたし自身、人の痛みに共感する力や寄り添う力は人一倍あるんじゃないかと思っています。
すぐには返信できないかもしれませんが、あなたの悩みにしっかり向き合ってお返事したいと思います。
つらいときはいつでも頼ってくださいね。

個人的な振り返りでしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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