こんにちは。ナミです。
先月からアマゾンプライムに入会し、家で映画を見るようになりました。
今まで映画にはほとんど興味のなかったわたしですが、いろいろと作品を見ていくうちに映画鑑賞って素敵な趣味だなあと思うようになりました。
今は、「趣味は映画鑑賞」と言えるくらいたくさんの作品に出会うことが目標です。
今日は、映画を見始めて思ったことについてゆるりとお話します。
わたしが動画見放題サービスで映画を見ようと思ったきっかけは、本当に些細なことでした。
仲のいい友達が映画好きで、会話を合わせたいと思ったのもそうだし。
彼女が好きな映画について語っているのがかっこよかったからかもしれない。
それくらい曖昧で、なんとなくな理由でした。
よくよく考えてみると、わたしの身の回りの人は映画が好きな友達が多かったです。
高校時代からの友達も、大学で知り合った友達も。
わたしが尊敬するアーティストの人も、映画の連載を持っていたりなんかして。
これだけ周りに映画好きな人がいたにも関わらずほとんど映画を見ようと思わなかったのは、やっぱり経験にお金をかけるのが苦手だったからだろう。
形に残らないものに1000円もかけるのは、なんだか気が引けてしまったんだと思います。
美術館に行く前のわたしと同じです。
でも、美術館に通うようになって、経験にお金を払うことの価値を理解するようになりました。
だから、映画にも少し興味が湧いたのかもしれません。
今の時代ならサブスクで気軽に家で映画を楽しめるのも後押ししたのかもしれない。
そんなこんなで、自粛期間と休学中の時間のすき間を埋めるべく、映画を見始めたわけです。
いくつか映画作品を見ているうちに、どうして自分の好きな友達や尊敬する人たちが映画好きなのかがなんとなくわかってきた気がします。
それは、彼らは映画という作品の中で、他の人の何倍もの経験を積んでいるから。
映画を見ていると、作中のいろいろなシチュエーションに出会います。
淡いラブストーリーからハラハラする冒険。
都会の忙しない空気の中働いたり、はたまた田舎町でゆったりした時間を過ごしたり。
成功して人気者になった人の話や、社会的弱者として虐げられる人たちの物語。
本当にたくさんの物語があります。
普通に生きているだけだったら、これらを全て経験するなんてほぼ不可能。
知らず知らずのうちに、今いる環境に左右されて選択するものが縛られていくものです。
でも、映画の作中だったらこれら全部経験することができる。
自分の身体で体験しているわけではないけれど、登場人物になりきって感情移入したり、何らかの感想を持ったりすると思います。
何かを見て、考えたり思ったりすることだって、立派な経験です。
だから、映画好きな人の中にはいろんな登場人物の人生が詰まっている。
人生10周目くらいの経験が詰まっている。
そういう豊富な経験から語られる言葉や考え方や人柄に、わたしも自然と惹かれていたんだと。
自分の好きな友達や尊敬する人たちが映画好きな理由は、そこにあったんだと思います。
映画好きな友達に関するエピソードで、印象的なものがあります。
その日は天気が悪くて、傘を持って出かけていました。
雨の止み間に、彼女と写真を撮り合っていました。
閉じた傘を無造作に持ってポーズしたわたしを見て、彼女は
「雨に唄えばみたい!」と言いました。
そのとき、わたしは「雨に唄えば」という映画があることを知りませんでした。
でも、彼女はそのときのわたしを映画の登場人物と重ね合わせたわけです。
日常の何気ない景色も、映画のワンシーンに重ね合わせて見ることができる。
それってすごく素敵なことだなあと思いました。
多分、彼女には生活の中に映画のワンシーンと重なって見える場面がいろいろあって、自分が物語の主人公みたいな気分になれる瞬間があるんだろう。
そういうフィルターでこの世界を見ることができるなんて、羨ましくなってしまいます。
だから、わたしも映画鑑賞を通じていろんな経験を蓄えて、特別なフィルターをかけてこの世界を見てみたいと思うのです。
そうやって、豊かな世界を見せてくれるような作品に出会えるまで、たくさんの作品を観漁りたいです。
いつかは、「趣味は映画鑑賞」と胸を張って言える日がくればいいな。
映画を見て感じたことを忘れないように、その月観た映画のまとめも投稿しているので、ぜひ覗いてみてください。
わたしも利用しているプライムビデオの入会はこちら。
皆さんの好きな作品も教えていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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